被災地に行ってきました。復興というには、未だ、道のりは遠く感じました。
同じ日本人としての絆を忘れないためにも、訪問を続けていくことが大切かと感じました。
カテゴリー別アーカイブ: 思うこと
アジア弁理士協会の総会に出席した感想
タイ・マレーシア・インドネシア・シンガポールを筆頭に、彼らの仕事は増えております。日本の企業が中国でのリスクを避けるため、東南アジアへの出願を増やしているからでしょう。
彼らの国では、歴史上、今までにない繁栄を続けることでしょう。
Impression of attending APPA general meeting
The number of applications is increasing in Thailand, Malaysia, Indonesia, Singapore and other South Asian countries. Attorneys’ work is also increasing. I think that Japanese companies are likely to avoid the China risk. Prosperity which they have never experienced in history is continued.
日本の特許制度
我が国の明細書の記載要件は厳しく、米国のように、仮出願制度もありません。その結果、大学の教授が発表する論文前に、出願することは、時間的に難しいと思います。我が国特許庁も、論文を明細書に変えて、出願を受理することを検討すべきです。仕事がら、大学の教授の研究の成果を、明細書にまとめる作業が多いのですが、良い発明が特許にならず、公知になっているのが実に多いと思います。大きな損失です。
昔話
中国の祝日(国慶節)が終わり、今週から、本格的な仕事が再開する。身が引き締まる思いだが、中国との弁理士・弁護士と仕事が再開するときに必ず思い出すことがある。
それは、15年前、米国で知的財産権のセミナーがあったとき、友達の中国人が一緒に参加したときのこと。宿泊先のホテルでチェクインのとき、クレジットカードの提示を求められていた。当時、友人はそのようなものはなく、スーツケース一杯に詰まった人民元が、デポジットと主張していた。当然、受け入れられず、私のクレジットカードで立て替えた。
その友人が、最近、尋ねてきた。この話をすると、友人は良く覚えていた。その友人は、今、所属事務所から、北京の高級マンションと外車2台を与えられ、年収は私の数倍になっていた。欲しいものなどないと言っていた。
もはや15年前の中国ではない。いかに、我々の仕事を親身にやって頂けるか、それが問題だ。
震災から1年
あれから1年が経過しました。昨年7月に、家族で、陸前高田と釜石に行きました。これからも、忘れることはないでしょう。私のできる範囲で、応援したいと思います。